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私の高雄:今の高雄の穴場とは?

私の高雄:今の高雄の穴場とは?


これから先もし自分のまわりに高雄に行ったことがあるけど六合夜市や蓮池潭にしか行ったことのない友達がいたら、心の中で笑ってあげてください。


日本に住む高雄出身者の一人として、日本における高雄の知名度不足を日々感じています。

台北なら台湾に行ったことのない日本人でも大体イメージがわいてくると思います。「行天宮の占い横丁はどの店が当たりやすいですか」とか「鼎泰豐以外に小籠包が美味しい店はありますか」とか「故宮博物院に行ったことがあるけど、白菜が想像より小さかった」といった感じで自然と会話が生まれますよね。

でも高雄のことになるとほとんどの日本人の友達から同じような反応が返ってきます↓↓↓
「高雄って台湾の南部にあるんでしょ?」という会話に続いて「南部は暑いの?」」関西から直行便はあるの?」「どれくらいかかるの」
と大体はこんな感じです。

最近は台湾に旅行する日本人も増えたおかげで台北や太魯閣以外の観光地も発展して、この一年で同じ台湾南部の台南も段々と日本人の間で知られるようになりました。隣の高雄出身の私たちには羨ましくて仕方がありません。なんで一青妙さんは高雄を紹介してくれないんだろう。経済も発展してるし、日本からの直行便も多いのに!

いいでしょう!台南が高雄より少しだけ面白いのは認めましょう(本当に少しだけです)。でも高雄の空港に降り立ったら台南に行く前に少し足を止めて高雄を見てほしいです。


日本に置き換えてみると、台南は京都で高雄は大阪という感じです。台南の人は古都に住んでいるという不思議な自尊心がある一方で、高雄の人は話し声が大きく豪快なところがあって、時に少し下品なところもあります。往々にして台南の人は高雄の人を見下したりしますが、台湾南北対抗ということになるとしばし休戦して北部の同郷者と手を結びます。
こういうふうに見ると、大阪と京都の微妙な関係に似てないですか?笑

高雄の人は荒っぽい行動もあって話し声も大きいけど、表裏がなくて親切さにあふれ、勘定の時は我先に払う人がたくさんいます。
インフラは台北ほど便利ではないけど、タクシーは台北より安いので多少の不便さは気になりません。高雄の人の親切さも不便さを感じさせないポイントの一つでしょう。

いま市販のガイドブックでの高雄の紹介ページはせいぜい2ページしかありません。その中で必ず紹介される蓮池潭と六合夜市は高雄の人が行かない観光地の1位と2位で、もしここでお薦めしたら高雄の家族に怒られてしまうでしょう。

これから紹介する観光地は高雄に遊びに来るのが二回目だったり台湾南部の奥深くに旅行したい皆さんにおすすめしたい、高雄の人しか知らない秘密のスポットです。これから先もし自分のまわりに高雄に行ったことがあるけど六合夜市や蓮池潭にしか行ったことのない友達がいたら、心の中で笑ってあげてください。


☆古民家カフェが多い、お洒落な哈瑪星(はません)地区・鹽埕(えんてい)區

哈瑪星(はません)地区は港に隣接しているため、日本時代に浜線という名前が付けられ、中国語でもその発音が使われて哈瑪星(HA MA XING/はましん)と呼ばれるようになりました。鹽埕(えんてい)區は哈瑪星に隣接した地区で、港に近いが故に一時期繁栄した地域です。

この二つの地区は現在はごく普通の場所に見えますが、以前は高雄で最も繁栄した華やかな場所でした。50年前の高雄の六本木とも言える場所で、ここで財を成すのは表参道で家を買うのと同じことでした。その後当時の面影を残す多くの高級な洋館が残り、一時期は荒廃していましたが、今では改装が進んで多くの古民家カフェに生まれ変わり、最近ではカフェ巡りの好きな若者が好んで訪れる場所になりました。

 

【アクセス】:哈瑪星界隈の最寄駅「西子湾駅」で、鹽埕界隈は「塩埕埔駅」。隣接の駅のため、自転車をレンタルし、古い町並みを見ながら、サイクリングをおすすめ。

☆地元の新鮮市場:「生」の台湾グルメをゲットできる三民市場(さんみんしじょう)

台北では至る所に頂好超市(ウェルカムスーパー)があるのに比べ、高雄の主婦は各地の伝統的な市場に食材を買いに行きます。豚の心臓、頭からぶら下がった鶏、市場の中に響く商売人の声など台湾の伝統的な市場は生き生きとしていて、すべての食材が生々しく陳列されています。以前筆者は日本人のブログで伝統的な市場の紹介を見たことがありますが、生々しい食材はすべてモザイクがかけられていて、少し大げさに感じるほどでした。(それくらい日本人には見慣れていない光景なのでしょう)

数ある伝統的な市場の中で筆者が最もおすすめするのは三民市場(さんみんしじょう)です。三民市場は高雄市内でも規模の大きな市場で、数年前の改修を経て他の伝統的な市場に比べて明るくてきれいで、初めて台湾の伝統的な市場を訪れる日本人旅行者にとって行きやすい場所です。食品以外にも日用品や軽食も売られているので、B&Bで旅行している人は台湾の地元の食材を持ち帰って調理してみてはいかがでしょうか。伝統的な市場の果物の種類と品質はスーパーよりもよいのでおすすめです。

【アクセス】:高雄市三民区三民街、地下鉄市議会駅からタクシー5分、徒歩20分ぐらい。近くにある乾物問屋街三鳳中街にもぜひ行ってみてください。

☆恋人の聖地:中山大学月光海(ちゅうざんだいがくげっこうかい)

海と山に挟まれた中山大学は高雄のカップルのデートスポットになっています。風と波が穏やかな時は校門前の海岸の防波堤には京都の鴨川と同じ間隔でカップルが座る「一つの穴に二つの大根が入っている」という名物の光景が見ることができます(防波堤には等間隔で穴があり、それぞれの穴にカップルが一組ずつ座っている光景)。

しかし、人気が高まると堤防の穴はカップルだけでなく家族連れも来るようになり、二人の世界を求めるカップルは中山大学の学生の間で知られる砂浜に行くようになりました。満月の日の深夜3,4時には月の光が海面に映り、光に映える波を見ることができて、海に映る月光の前で告白すると90%の確率で成功すると言われています……でもよくよく考えてみたら、好意を持っていない相手と夜中3、4時に出かけないですよね。

中山大学の月光海、Photo by 淺草靈@Flickr

 

一つ注意しないといけないのは、アクセスが少し不便な点です。周辺の地理に詳しい友達か信頼できるタクシーに乗ってください。そして一番重要なことですが、砂浜は満潮時は沈んでしまうので、告白する時は無理をせず命も大事にしてください。

【アクセス】:中山大学の文学院から柴山への道にある、タクシーの運転手に「大自然土鶏城」の分岐点で、逆方面へ行くと言えばわかる。

 

寄稿者情報

ミルクフィッシャー

高雄出身、現在京都在住、OL兼近江の嫁。マイブームは阪神タイガース藤浪選手。

滋賀県出身、旅行会社に勤務。一番好きな台湾の食べものは虱目魚(サバヒー)。台湾に行くなら断然食べ物が美味しい高雄がおすすめ!

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